パリ・ひとり旅のすすめ

2014年8月31日 (日)

エールフランスのリムジンバス

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今年のパリ旅行までカウントダウン状態です。心がニヤニヤしております。準備は全然です…。

 昨年行った時に、空港からアパルトマンまで乗ったタクシーが事故渋滞に巻き込まれ、料金が90ユーロを超えたという嫌な体験もあり、このユーロ高、もうちょっと費用を抑えたいと思って、今年はエールフランスのリムジンバス(ナベット-Navette)、Les carsを利用して市内に出ることにしてみました。


 帰りには時々使っていたのですが、空港から使うのは初めてです。ネットであらかじめチケットを買えるので、当日慌てないしチケットを買ってみました。


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 片道16.20ユーロのところ、往復で買うと27.50ユーロでお得です。4人以上なら団体割引も適用されますよ。英語でも表示できるのでフランス語が分からない方はそちらが良いでしょう。日本のエールフランス・サイトにも日本語で案内がありますが、最終的には英語かフランス語のページで買うことになります。4つのルート案内がありますが、シャルル・ド・ゴール空港(CDG空港)から凱旋門のあるシャルル・ド・ゴール・エトワール広場へはルート2になります。

 上から順に、
 ■片道——パリ市内 → CDG空港
 ■片道——CDG空港 → パリ市内
 ■往復——パリ市内 ←→ CDG空港
 ■往復——CDG空港 ←→ パリ市内
 ■団体——パリ市内 → CDG空港
 ■団体——CDG空港 → パリ市内

という並びになっていますので、どの方向に向かっていくかに注意して、片道か往復かで選びます。つまり日本から着く私が往復で買ったのは上から4つ目です。団体は往復チケットがないようです…。購入するときに名前と乗る日にちを入力し、カードで決済します。注文が完了すると登録したメールアドレスに2通メールが送られてきて、1通目はお買い上げありがとうございますのメール。2通目はチケット印字画面のリンクがついた購入完了確認メール。そのリンク先から自分の名前や乗車する日付が記載されたチケットを印刷します。印刷したら、ご丁寧に書いてある切り取り線や“ここを折る”に従ってマイ・チケットが完成です。

 楽ちんな上に、お安い。リムジンは快適ですしね。

 ではでは、今年も行ってまいります。


*補足

印刷したチケットに切り取り線や折れ線がついているのは、往復で買ったときのみのようです。片道だけですと印刷したA4の紙のまま、ドライバーに渡せば良いようです。





Les cars乗車券購入ページ(英語)

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2012年6月17日 (日)

アパルトマンに滞在する

 更新回数が少ないと、体調でも悪いのか?とか、元気がないのか?など、知り合いに心配されてしまいます。すいませぬ。心配をかけぬように心がけねば。


 さて、今年は6月のベストシーズンこそ逃したものの、9月上旬からまたパリに里帰りが決まり、とてもハッピー。今回はあれよあれよで話が決まり、燃油サーチャージ値上げまでまもなく!という中で手配をし、いつもよりも早めにフィックスしたのでもろもろお安くあがりました。しかも今のユーロ安も手伝って、ケチケチ旅行家の私には良い結果に。


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▲初めてのパリ・アパルトマン滞在は15区の高層マンションの一室でした。


 今回も滞在はアパルトマン。思えばパリでホテルに泊まったのって、生まれて初めての海外旅行でツアーで泊まったアメリカンスタイルのホテルだけ。パリでプチホテルに泊まったことないのです。最初の個人旅行からアパルトマンでした。


 アパルトマンに泊まる利点は、台所で好きにお料理して食べられるところ。これは私にとっては最大の魅力です。ひとり旅ならなおさら。

 ひとりだと夕飯が一番困るからです。ひとりレストランとかできないタチなので、ホテルだったらお総菜とパンを買ってさみしく食事…なんて事になりかねないし、仮にレストランに入れても小食なのであんなにがっつりしたメニューはなかなかこなせない。しかも外食は高く付くけど自炊はリーズナブル。

 だからキッチンがフル装備のアパルトマンだったら、マルシェやスーパーで買った食材を好きに調理して、ブーランジェリーで買ったバゲットとワインとチーズで幸せな食事タイムを迎えられます。部屋にもよりますがテレビや洗濯機、Wi-Fi環境のそろったところもあるので、普通に生活する感覚で滞在することができます。それがエレベーターなしの6階の部屋でもへっちゃら。6階なりの景色が楽しめますし、最初に心配するほど苦にならないものです。


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▲料理がお好きでしたら、アパルトマン滞在は絶対おすすめ。


 こうやってパリジェンヌのふりをする、パリに住んでるふりをする。これが私の楽しいパリ滞在。ゴミ出しも掃除も自分でしなければならないけど、それが何の障害になるでしょうか。何度目かのパリ、いえいえ初めてのパリでもアパルトマンでの滞在をおすすめします。


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▲こんな眺めもアパルトマン最上階の特権。


 大手業者から個人経営まで、今ではいろんな旅行者用短期貸しのアパルトマンを見かけます。ホテルチェーンのような会社では、ホテルのように掃除とかしてくれる所などもあるようです。ホテルの客室にミニキッチンが付いた、という感じでしょうか。
 あとは所有している持ち部屋を、自分が使わない期間だけ貸しているという物件を集めて仲介している会社もあります。こちらは本当に普通のお部屋です。このての会社の物件は、3ヶ月前ぐらいには抑えておかないとあっという間に埋まってしまいます。なるべく早く取ることをおすすめします。あとはフランス情報系のサイトに載っているアノンスでしょうか。日本に帰国中の留守宅を貸します、というやつで、これは期間が結構限られていて、バカンスシーズンの8月とか年末年始とかが多いかな。タイミングが合えばいいのかもしれません。


 私がいつも利用しているのは、ミュージシャンが演奏旅行中で留守にする自宅を旅行者に貸している、というところ。芸術家たちの部屋はとてもハイセンス。もちろん普段暮らしている部屋なので私物が普通に置いてあるし、調理器具もその方たちがいつも使っているものを使わせていただきます。日本人の感覚ではちょと考えられないんですが、それこそがパリの自宅感覚に繋がるんですね。ホント、いつもお世話になっております。


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▲柔らかな間接照明の中、自宅でくつろぐ気分で過ごせます。


 これらのアパルトマン、大抵は5日以上から貸し出しています。日程がそれぐらいあるなら是非おすすめします。一部屋一日何ユーロ、という計算方法で、人数が増えるとひとりにつき10%増しとかなので、ふたりぐらいでシェアするのが金銭的にもリーズナブルです。


 最後に、本当はあんまり教えたくない(笑)私がいつもお世話になる「パリの部屋」をご紹介します。何で教えたくないかっていうと、人気が出て、自分が行くときになかなか気に入った部屋が取れなくなるといやだから(笑)。あー、心の狭い事よ。


パリの部屋ー短期滞在者向けアパルトマンー

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2012年5月20日 (日)

カフェでくつろぐ

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 凄い久方ぶりの更新になってしまいました……反省。

 この時期はパリ行きにウキウキししている頃なのですが、今年は行く予定がなく、悶々とパリを想い、身もだえております…。行かないと決めても、あちこちからパリの情報がなだれ込んでくるのですよね、おいで…とばかりに。しかもまたユーロが安くなってきたぁ〜。


 さて、ひとり旅のパリ、今回はカフェの楽しみ方を。

 きっと旅行中に少なくとも一度はカフェにはいることがあるでしょう。あこがれの有名老舗カフェにも行ってみたいでしょう。ともあれ、さあ、目についたカフェに飛び込んでみよう♪


 まずはどこに座りましょうか? 気持ちの良い季節ならやっぱりテラス席に陣取りたいですよね。近くにギャルソンがいれば「ボンジュール!」と軽くご挨拶。どこでも好きな席に座ってしまいます。ギャルソンがいなくても、適当に気に入ったところに座っていれば、そのうち向こうから注文を取りに来てくれます。

 ちなみに、パリのカフェでは座る場所によって飲み物の値段が違います。やっぱり気持ちの良いテラス席が一番高くて、その次に室内のsalle(サル)、comptoir(コントワール)またはzinc(ザンク)といわれるカウンターでの立ち飲みの順にお安くなります。懐事情と目的によって場所を選ぶと良いです。街中でどうしてもトイレに行きたくなった時、どこかでトイレを…と思ったら、カフェに立ち寄るのも手です。そういうときはカウンターでサラッとエスプレッソを頼んでしまえば安上がり。どうせ長居するつもりもないのだからいいでしょう。……私は1回しかやったことないけど…。


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▲カフェの定番、エスプレッソ。チョコとか水道水付き。


 ちょっと横道にそれました。

 カフェで飲めるものと言えば、もちろんカフェ。フランスで言う「カフェ」はエスプレッソの事です。ちなみに「アン・カフェ・シル・ヴ・プレ」と頼む時、カフェよりキャフェと発音した方が通じる率が高いようです。試してみてください。
 カフェを頼めば、お店にもよりますがチョコレートがひとかけ付いてきたり、水道水ですがお水が一緒に付いてきたりします。ボルドーではミニミニ・カヌレが付いてきたことも!
 コーヒー類は他にもエスプレッソにフォームミルクを足した「カフェ・クレーム」も人気。ってか、私はほとんどこれです。「カフェ・オ・レ」って最近ほとんど見かけなくなってきた気がする。日本人がよく飲む「ブレンド」的なコーヒーって多分「カフェ・アメリカン」っていうエスプレッソをお湯で薄めたものなのかも。飲んだことがないので分からない。
 他にもエスプレッソにちょっとだけミルクをたらした「カフェ・ノワゼット」も私は大好きです。

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▲これまた定番のカフェ・クレーム。ミルクの分、お値段高め。


 コーヒー類以外なら、もちろんソフトドリンク、ペリエなんかの炭酸水、フレッシュジュースもあります。カクテル類もありますね。また、夏の暑い日なら、テラスで生ビール!もたまりません。ジョッキにつがれた生ビールをぐいっと行きたいなら、「Une demi, S.V.P(ユヌ・ドゥミ・シル・ヴ・プレ)」です。ドゥミはフランス語で“半分”の意味で、生ビールの販売基準・1パイントの半分、ハーフパイントを表します。ぺっちゃくっちゃしゃべりながら暑いテラスで飲むのがたまらんのよね。フランス語でビールは“bière(ビエール)”なので、「Une bière, S.V.P(ユヌ・ビエール・シル・ヴ・プレ)」と言いたいところですが、これ言うと瓶ビールが出てきます。ハイネケンとか、1664とか。お好みですが、生ビールを飲みたければドゥミと頼んでみてください。


 カフェには軽食もそこそこありますから、ランチを取るのにもいいですね。クロックムッシュとか、いいですねぇ。
 そうそう、パリのカフェは、食べ物の持ち込みOKです。あと、何時間粘っても嫌な顔されません。だから手紙を書くなり、本を読むなり、自由に時間を過ごせます。


 さて、お支払いですが、詳しくは過去記事の「カフェの会計」をご覧ください。お支払いは注文の品が届いたとき、帰り際にギャルソンをつかまえて…とお好きなときにできます。もちろんテーブルで。支払い用のプラスチック皿などがレシートと一緒に来ますので、そこにお金を入れておけば気がついたときにギャルソンがお勘定してくれます。ギャルソンを呼び止めてお勘定を頼むときは「L'addition, S.V.P(ラディション・シル・ヴ・プレ)」とお願いしましょう。おつりがあればギャルソンがお皿に残してくれます。サービスが良くてチップなどあげたいときは、そのお皿にチップを残しておけば良いです。ちなみに、私ほとんどチップ残したことないです。日本人の文化が染みついているのか、たっかいサービス料込みだからか、よほど何かをお願いした時ならともかく、チップしたことないなぁ…。タクシーでもね。


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▲左側のが会計用の小皿。お札が風で飛ばないように配慮もされている優れもの。


 さあ、気持ちよく時間を過ごしたら、ギャルソンに笑顔でにっこり「メルシー、オルボワール!」をお忘れなく。


 ※これはあくまで私個人の経験による感想です。


・エスプレッソと水

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2012年3月26日 (月)

買い物  -3-

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 パリ観光の鉄板コース、それはマルシェ。マルシェで買い物って憧れですよねぇ。色とりどりの野菜や花、迫力の生肉と魚介類……美味しそうな食材に目移りします。小粋に(笑)買い物したらすっかりパリジェンヌ……ですから。


 とはいえ、逃れようのない対面販売となるとなかなか言葉が自由でなければ勇気がいるものです。私もなかなか勇気が出ず見て回るだけでしたが、買い物の時のフランス語を勉強しておそるおそるトライしてみたものです。


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▲大抵はキロ単位の値段表示です。


*便利フレーズ 1——Donnez-moi ça, S'il vous plaît[ドネ・モワ・サ、シル・ヴ・プレ]

 「これください」という意味なので、欲しいものを指さしてこのフレーズでOK。おそらく欲しい個数を「コンビヤン?」と聞かれると思います。ひと束にまとめられているものだったら欲しい分だけun, deux, trois[アン、ドゥ、トロワ]と個数を伝えればいいですね。最初からトマトをいくつ、と伝えるなら、「ça(これ)」の部分を「trois tomato」と換えて。重さで伝えるなら「ça(これ)」のあとに「100g(ソン・グラム)、200g(ドゥソン・グラム)」を加えるとよいです。


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▲お総菜なんかも売られていて、そのままピクニックに行けそう。


*便利フレーズ 2——Comme ça [コム・サ] 

 1本・2本、1個・2個、100グラム……など数えられるものだったら前記でよいのですが、例えばほうれん草のように(フランスでは株ごとではなく葉がバラバラの状態で売られています)個数も重さも伝えようがないとき、または何グラムがどれぐらいの量か分からないとき「コム・サ(これぐらい)」と手でサイズを示して希望の量を伝えます。多分、これは便利。


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▲シーフード・バーベキュー〜♪ こんなものまで〜。


 さて、マルシェでは定番のやりとりがあるので、よく耳を澄ませていましょう。

 例えば、トマトを5個お願いしたとします。すると売り子のおじさんやおばさんはきっと「Avec ceci ?[アヴェク・スシィ?](他には?)」とか、「C'est tout?(それだけ?)[セットゥ?]」と聞き返してくるはずです。ドキドキしながら待ってみてください。この言葉が聞こえてきたら、もしまだ欲しいものがあればそれを伝え、それ以上買うものがなければ、「C'est tout.(それだけです)[セットゥ]」と言えば会計してくれます。

 スーパーのようにレジがないときもありますから、金額を聞き取るのが大変でしょうが、たどたどしく頑張っていればきっとお店の人が手助けしてくるでしょう(希望的観測)。あらかじめ値札をみておよその金額を割り出しておくとか、頑張って聞き取るしかない。私もいまだに緊張する瞬間です。わかんないからとりあえず大きな額の紙幣を出すとか、そういうのはいただけないと思います。そもそも大きな紙幣をもつのが危ないので、私は大きくても20ユーロ札を限度にしてます。


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▲フランボワーズ! たまりません。


 たどたどしいながらも頑張って買い物してみれば、きっと凄くいい想い出になるはず。マルシェは大体12時頃に終わってしまいますが、一番混む時間帯だとお店に行列が出来るので、殺気立ってゆっくり買えないかもしれないですねぇ。ちょっと時間をはずすといいかもしれません。

 そしてもちろん最初にボンジュール、帰りにオルボワールをお忘れなく♪


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▲ハーブやジャムなどはお土産にもよいです。


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▲キュウリがまっすぐである必要性がないのですね。


※これはあくまで私個人の経験による感想です。

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2012年3月17日 (土)

買い物  -2-

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▲堂々たる世界最古のデパート、ボン・マルシェ。よくトイレをお借ります(笑)。


 日々の食料品のほか、ファッションアイテムやおしゃれでかわいいキッチンアイテムなどを買いにデパートに行くこともあります。ギャルリー・ラファイエット、プランタン、ボン・マルシェあたりでしょうか。

 ギャルリー・ラファイエットやプランタンで洋服なら、各お店ごとにレジがあるので、そこでお支払い。ブランド品ではなくデパートのオリジナル商品とかのコーナーもあったりするのですが、そういったものは近くのcaisse(ケス)と看板のある所を探し、支払います。ケスはお会計場所、すなわちレジです。


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▲ボン・マルシェの食品館、グラン・エピスリー。とにかく品揃え豊富でプチ土産探しに重宝。


 ケスでの流れは、日本でもパリでも変わりません。10ユーロぐらいからカードで買えますので、どんどんカードで買いましょう。
 というのも、現金でユーロを用意すると、レートに手数料が上乗せされますよね。私はよくパリ市内のキャッシュディスペンサーでクレジットカードを使ってお金をおろしますが、これもつまりはキャッシング扱いになるので金利がかかります。でも、クレジットカードでのショッピングならレートそのまま、手数料なしなので節約できるのです。カード払いにするとカード会社の請求日のレートが適用されるようなので、買った当日でなくその何日か後のレート。ちょっとばくちのようなときもありますがお得なはずです。

 最近はケスで「日本円で払うか、ユーロで払うか?」と聞かれます。どうなのでしょう? いつもユーロで、って答えてしまうので分からないのですが、円で払った場合、その日のレートが適用されるのでしょうか? そうでしょうねぇ? そうじゃないと値段決められないよね? だったらその日のレートが良かったら、円で払うべきかも。


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▲メトロのオテル・ド・ヴィルを出たところ。中がゴージャスらしい、パリ市庁舎。


 大手デパートでは基本的にはこんな感じ。BHV(ここをデパートと呼ぶかは別として……)という日本の東急ハンズみたいな大型店がメトロのオテル・ド・ヴィル駅前にあるのですが、ハンズのようでいて、最近はファッションブランドもたくさん入って、装飾品もたくさんあるわ、地下はDIYアイテムでいっぱいだわ、何が何だか?なお店になってきました。

 で、このBHVでの買い物は、キッチングッズコーナーはさっきのような買い方なのですが、1階のアクセサリー店なんかでは、これください、と店員さんに言うと紙っ切れを渡され、それを持ってケスに行ってこい、と言われます。その紙を持ってケスに並び、支払いを済ませると今度はまたケスの人が紙をくれます。それを持ってお店に戻り店員さんに渡すと商品と交換してくれるというシステム。


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▲ルーヴル美術館地下のショッピング街にあるピローヌ。前はボダムだったんだけどなぁ……。


 思い返すと、これって老舗に多い買い方かも。多分昔はこういったお金を扱う人と商品を売る人の役割が別れたシステムだった名残なのでしょう。
 例えば有名な紅茶店、マリアージュ・フレールもこのシステム。この記事を読んだからにはとまどうことなく、サラッとこなしてくださいね。
 他にも調理器具の老舗A.Simonとかもこの方法でした。商店街の魚屋さん、お肉屋さんなんかもこんな感じのお店が多いかも。


 そしてどこでのお買い物でも、円滑かつサンパな買い物を楽しむために最初にボンジュール、帰りにオルボワールをお忘れなく♪


※これはあくまで私個人の経験による感想です。

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2012年3月 6日 (火)

買い物  -1-

 旅行先で買い物をするとき、少なからず緊張しますよね。なにせ会話を交わさないとならない場合が多いので、語学に不安がある人にはけっこうなハードルかも。
 とはいえ、避けられぬ道ですから、とりあえず当たってみて、ときに砕けて、そして学んでいけばよいと思うのです。
 でも、先にある程度の知識があると、ハードルも少し低くなるかな?と、パリでのお買い物のプチアドバイスです。


 ☆スーパー

 いろんな生活必需品がそろっているので、きっと一度は足を向けるでしょう。安くて気の利いたお土産も見つかります。

 買い方は基本的に日本と一緒ですが、野菜やフルーツだけは量り売りです。価格表示はすべて1キロあたりの値段ですので、高く見えても驚かないように…。

 まずおもむろに台の横にあるビニール袋に欲しいだけの野菜を詰め(1種類ひと袋ですよ、もちろん)、近くにあるはかりに載せます。はかりには野菜やフルーツの絵と名前が書かれているので(トマトなんかは数種類あるので間違えないように)、そのボタンを押すと重さに応じた金額を印字したシールが排出されるので、それを詰めた袋に貼るだけ。これだけです。トマト1個、マッシュルームたったの3個、とかいうミニマムな量でもOK。


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▲野菜コーナーに設置されているはかり。


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▲リアルなイラストが描かれているので、すぐわかるでしょう。


 さて、欲しいものをカゴに詰めたらレジへ。不機嫌そうなお姉さんやオバサンが待ち受けていてもひるまないように。特にアナタに怒っているのではなく、常日頃からそうなので。
 日本でもコストコなんかでは同じ方法ですが、レジ台はベルトコンベアー式になっていて、自分でそのベルト部分に商品を載せます。前の人や次の人との区切り目には棒を置いて「ここまで!」と印にします。棒はレジ台に据え付けてあります。


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▲充実のバターコーナー。たまんない…。


 レジ係は商品をスキャンに通し、滑り台状になったレジの片側に流します。袋にはその場で自分で詰めなければなりませんから、レジ台に無造作に置いてあるビニール袋に素早く詰めます。後から後から、レジを通った商品が流されてくるので、もたもたしているとあとの人の迷惑に……というのはきっと日本人独特の考え方。待たせればいいんです。フランス人もそうしています。袋がなければ「Un sac S'il vous plaît., madame.(アン・サック・シル・ヴ・プレ、マダム)」で放り投げてもらえますから。

 支払いで金額が聞き取れなくても大丈夫。キャッシャーに金額が表示されていますから。細かい額を、日本での買い物のようにおつりが少なくなるように出すという親切も、計算が苦手なフランス人には仇になるようですが……。例えば43.52ユーロの買い物をして50ユーロを出せば、日本人なら「50.00−43.52」と引き算しますよね。でもフランスでは「43.52にいくら足したら50.00になるか?」と考えるようです。実際にオバサンが硬貨を数えながら一生懸命足して数えているのによく遭遇しますし。だから50.52ユーロ渡されたら、ちょっと混乱するのでしょう。50.60ユーロとか渡すのはやめてあげてください。


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▲更に充実のデザートコーナー。もう許して……。


 話がちょっとそれました。
 支払いを終えたら、さわやかに「Merci , Au revoir!(メルシー、オルボワール!)」をお忘れなく。レジで自分の順番が来たときに「Bonjour!(ボンジュール!)」もあると良いですね。

 フランスではスーパーでも個人商店でも、お店に入ったら必ず「ボンジュール!」。帰るときには必ず「オルボワール!」が礼儀。勇気を出して一言言ってみてくださいね。きっと店員さんの態度が親切になりますよ。


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▲レンジでチン!の冷凍食品も魅力的なラインナップ。


 余談ですが、スパーのレジでもメトロの窓口でも、お金を支払ったあとおつりをお財布に戻す時、出来れば次の人を待たせてでも財布にきちんとしまい、カバンに戻すまで歩き出さない方がいいと思います。フランス人だってマイペースで次の人をいくらでも待たせますから、そんなことで怒るような人はいないです。申し訳なく思うことはないと。それよりも、お札やコインをいじりながら歩くのは、スリやなんかの目についたら狙われちゃいますから。


 長くなったので、デパート編とマルシェ編は別の機会に。


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▲カットレタスも種類豊富で、玉で買うよりひとりならこちらが便利。


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▲トロピカーナがうらやましすぎだろう……。


※これはあくまで私個人の経験による感想です。

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2012年2月13日 (月)

治安

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 女性が海外ひとり旅といったら、治安の問題が気になります。ひとりでいても大丈夫なのか? 危険はないのか? スリに遭わない? など、不安は尽きませんね。


 パリの場合、街歩きでもメトロでも、危ないと言われる地域でなければ、ひとりでぶらぶらしていても危険な目には遭わないと思います。危ない場所…といったら、歓楽街や郊外寄りの場所。特にパリだと北東方面の郊外でしょうかね。歓楽街に危険が付きものなのはパリに限ったことではないですよね。ピガール界隈やサン・ドニ界隈なんかがちょっと私も怖い感じがしますね。特に夜は。

 郊外に関しては、決して人種差別で言うのではないですが、移民が多く住んでいるので治安は良くないようです。私もラ・ヴィレット駅の改札出たところで黒人の男の子に嫌がらせされました。アレはちょっと怖かった。だから郊外とパリをつなぐRER線も、乗客の感じはちょっと怖いですねぇ。あと、北駅周辺も治安が悪いと言われています。銃は所持が規制されていますから、アメリカのような怖さはありません。


 そうでなければ、普通に観光する範囲であれば治安はよい方だと言えると思います。危ないと言われつつも、真夜中のメトロに乗ってたりもしました。でも怖いことはなかった。


 ひとつ大事なのは、自分の危機管理です。犯罪に遭うかどうかは自分持ち! ということです。危ないところに近寄らないのはもちろんのこと、無防備な状態をさらさないこと。手荷物には気をつけること。一番いいのは、観光客ぶらず、パリに住んでる人のふりをすることです。ハイブランドのショッピングバッグを提げてぶらぶら歩いていたら、それこそ敵には「カモ到来」なわけですし、通りでガイド本をおっぴろげて地図をみてたら「観光客! しかもリッチな日本人」と思われるわけですし。

 とはいえ、気を張ってばかりいては観光も楽しめませんから、とりあえずカバンの口は常に視界に入るところに向けていることにお気をつけください。メトロなどの中では、スリが狙っています。夕方頃、疲れてメトロでぼんやりしてるようなときが一番危険です。メトロの中で日本の電車のように眠ってはいけません。眠るなんてもってのほか。あちらでは眠ってる人なんていませんよー。


 まあ、などなど、えらそうなことを書きましたが、かくいう私もパリではメトロで財布をすられ、ローマではリュックを切り裂かれてパスポートと航空券を盗られるという目に遭っております。はい、犯罪は自分持ち。危機管理がなってなかったところを案の定やられました。あと、郊外寄りの公園のそばのジョギングする人がちらほらいる程度の道路で、ジョギングしていたおっちゃんに「いくら?」って聞かれたことも…。こわいですねぇ〜〜。


 ・カバンから目を離さない
 ・人前でお札を見せない
 ・軽々しくナンパについていかない

 これが大事です。ナンパに関しては、若い人だけとは限りません。おじいちゃんにナンパされたこともあるし、なにせアムールの国ですから…。うっかりやぶさかではないような態度を見せるとあとがシツコイですよ。はっきりノンと言ってやりましょう。


 あとは、外務省の「海外安全ホームページ」で国ごとに頻発している犯罪の事例を紹介しているので、参考にするといいのでは。シャンゼリゼ通りでニセ警官がパスポート見せろと言ってくるとか、そんなことも書いてあったりします。


 ともあれ、犯罪に遭うとそのあとの旅が台無しになるので、遭わないに越したことはありませんね。

※これはあくまで私個人の経験による感想です。

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2012年2月 9日 (木)

ことばの問題

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 Q パリでは英語で話しかけても無視されるって本当ですか?

 これ、一番よく質問されます。「フランス人はプライドが高いしアメリカ嫌いだから、自国語で話しかけられないと相手にしないらしい」というような風評だと思います。

 個人的な印象ですが、そんなこと全くありません。観光で接する程度なら、英語で全然OK。
 考えてもみてください。世界各国から観光客が押し寄せ、その外貨で潤っているフランス。英語が話せなければ商売になりませんし、仕事も見つからないかもしれませんよね。だから大きなお店の店員さん、観光施設の受付では間違いなく英語を話せますし、それは流ちょうじゃなくても、接客できないレベルではありません。

 私など、せっかく覚えたフランス語なので使ってみたいと思い店員さんにフランス語で話しかけたんですが、たどだとしかったのか英語で聞き返されたという屈辱の思い出があるほどです。


 じゃあ、商店街のおじちゃん・おばちゃんはどうでしょうか? 日本人でも八百屋のおじちゃんが英語を話せるでしょうか? それと同じ事だと思うのです。フランス人にとっても英語は外国語です。単語や文法は似てますけど、それでも外国語。ちゃんと勉強しないと身につかんのですよ。

 だからアメリカ文化に違和感なさそうな若者ほど、英語は身に付いてるんじゃないでしょうか。勉強もしてるでしょうし。だから基本的な片言の英語ができれば、観光は大丈夫と思います。観光客の多いマルシェだったら大丈夫なお店が多いのでは。


 付け足すなら、もう少し英語が話せれば、トラブルが起きたときに安心。ちょっと複雑な説明などが必要になりますから。
 そして、フランス語で話しかけると、店員さんの好感度がアップするような気がするのは私だけだろうか? 「アラッ。フランス語話せるの?」ってな感じで親切な接客をしてくれる。おなじみ、エルメスのお店では明らかに接客態度が変わりましたよ。タクシーのドライバーも世間話とか、気さくな感じになりますからね。


 旅行用の簡単なフレーズだけを覚えるのでもいいし、発音までしてくれるような電子器機を持っていってもいいのだし、ことばの問題が不安だというのでパリに行かない、というのはあまりにもったいなすぎます。私も初めての個人旅行では英語もろくに話せなかったけれど、無事に帰ってきましたから。

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パリ・ひとり旅のすすめ 

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 「独身の女が海外をひとり旅するようになったらおしまいじゃ」
 などと過去、言われたりもしましたが……当たってたかも。

 つまり、ひとりで海外旅行できるような独立独歩の女は縁遠い、ということでしょうね。「ひとり暮らしの女がペットを飼ったらおしまい」とか、「ひとり暮らしの女が熱帯魚を飼ったらおしまい」っていうヴァリエーションも。


 まあ、大きなお世話ですよ。

 旅は、特に海外旅行は、心底気の合う人とでないと一緒に行くのは大変。いろんなストレスを抱え、ヘタしたら友情にひびが入りかねません。
 自分が行きたいスケジュールと場所に、一緒に行ける人がいるか?ということもあります。
 あと、ツアーって私は性に合わない。スケジュールが決められ、行きたいところにも行けず、ふしぎな料理を食べさせられ、行きたくもないおみやげ屋に強制連行。いらつく人がツアーにいればもうおしまい。


 これらを解決するために、私はひとり旅派。もともとつるむよりひとりが好き、というのもありますが。
 そのためにまずはある程度の語学は勉強しました。とりあえず英語を話せれば大丈夫じゃない?と勉強してみたけど、最終的には現地の言葉でコミュニケーションがとりたくてフランス語も勉強。今思えばなんか遠回りした?と思わないでもないが、英語はどこでも重宝しますね。


 でもこれはあくまで私個人の場合でありまして、こうじゃなきゃ!ってものではありません。

 それでも私はひとり旅、ひいては個人旅行をおすすめします。ハードル高そうに見えて、やってみれば意外と簡単。私だって最初は、飛行機ってどうやって乗るの?というレベルからのスタートですから。


 そんなわけで、パリをひとり旅で楽しむ、というテーマでカテゴリーを作ってみました。
 「そりゃやってみたいけど、不安がいっぱい!」という方の後押しになればと思います。仮想の質問でQ&A方式の自作自演に(笑)なるかもしれませんが、興味があれば読んでみてください。

 ちょいちょい、記事を書き足していきたいと思います。

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