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2014年10月26日 (日)

オリーブ

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 今まで興味がなかったというか、好きじゃないと思っていたスタッフド・オリーブ。日本のとあるお店の突き出しで出てきたとき何となく食べてみたら凄くおいしかったので、そういえばパリのマルシェによく売っていたなぁ…と思い出し、今回マルシェで買ってみました。

 とはいえ、売っているものの種類が多すぎてどれを選べば良いか分からず、お店の人に説明してもらっても味がイメージできなかったので、勘でアンチョビを詰めたものを買いました。


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 はい、正解。大正解。

 いやー、コレがおいしくて! ワインのおつまみにたまりません。

 オリーブの独特の味もアンチョビと相まって本当に美味しい。こんなに美味しいものだったとは、これまで放置していたのが残念でなりません(笑)。
 ちょっとしょっぱいので一度に沢山は食べられないのですが、全部食べきって、帰国前にまたマルシェの同じお店に。塩につけてあるのだから日持ちするだろうと、日本に持ち帰りました。マルシェではビニール袋に入れてくれるだけなので、ギュッと口を閉じて更にジップロックに入れたら問題なし。

 ほかの味も色々と試してみたかったんですが、帰国間近で口もひとつ。またこれからゆっくり試していこうと思います。わー、楽しみ。

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2014年10月19日 (日)

病院に行く

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 海外に出かけると色々な体験をしますが、病院のお世話になるというのもままあることです。
 今回はパリに着いて数日後、体調を崩して病院に行く羽目になりました。こういう時に利用するのが海外旅行保険のサービス。提携の現地病院でキャッシュレスで治療が受けられます。パリ郊外にあるアメリカン・ホスピタルは、ほとんどの保険会社の提携病院ではないでしょうか。日本人の医師が常駐していて、日本語で診察が受けられます。随分前、付き添いで行ったこともありますが、自分がかかるのは初めて。


 病院にかかったのが日曜日だったので、常駐の日本人医師はお休みのため救急外来に行くことになりました。医師はフランス人になるので、通訳アシスタントを付けていただきました。病院の予約、通訳アシスタントの手配はすべて、保険会社のアシスタントサービスが手配してくれるので本当に心強い。


 さてさて、日曜日の夕方病院に行ってみると、約束の時間に通訳の方がいらしてくれ、受付、診察などを助けてくださいます。色々と検査され、点滴を打たれ、5時間かかってようやく帰宅。ただし、翌日から4日間注射をしに病院まで通院の刑……。貴重な時間がもったいないけど仕方ない。

 翌日からは通訳さんなしで一人で行くことになったので、ちょっとドキドキしつつ行ってみると、受付で開口一番「薬は買ってきましたか?」と聞かれてしまう。
 薬? はて、注射を受けに来たんだが…。「昨日、処方箋をもらってるでしょ? 買ってこなかったんですか?」と追い打ちをかけられ、詳細聞いてみたらびっくり。ただの予約票だと思っていた書類が実は処方箋で、フランスでは、注射してもらう薬は自分で薬局で買ってくるんですって! ところ変われば医療システムも大違い! どっひぇぇ〜!と驚いている間もなく、病院近くの薬局で買ってこいといわれ、微熱でフゥフゥ言いながら買いに行きました。しかも買いに行ってみたら「在庫が2個しかないから明日また残りを取りに来て」ですと。こういうところはさすがフランス。


 買った薬を持ってまた病院に戻り、看護師さんに注射を打ってもらいましたが、これが筋肉注射で、しかもお尻に打たれ歩くたびに激痛…。これが2日続き、3日目に日本人の先生にかかり検査結果を聞いて、注射から薬に切り替えてもらえました。


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 好奇心から余った薬をのぞいてみた。
 ビンに薬剤の粉末と、アンプルに溶剤。これを混ぜて注射液を作るんですね。これが街の薬局で売っているとは…。街でよく見かける緑の十字マークの店なら、どこでも買えるのです。


 この治療に通った3日間、治療費はもとより通院のタクシー代、薬局で買った薬代はすべて保険でカバーできるので、お尻が痛いし交通が不便なのでタクシーを使いまくり。このおかげで病院用語やタクシーで使う会話を沢山勉強しました。
 保険って大事。皆さんも必ず保険に加入して旅行してくださいね。保険がないと現地で困るのはもちろん、恐ろしい金額が請求されますよ…。


 なかなか面白い体験をしましたが(ここには書いていないオモシロ話がまだあるのですが…長くなるので割愛)、この時の通訳に来てくださった方ととても気が合い、検査結果待ちだのなんだの、とにかく待たされたのでその間ずっとおしゃべり。今度またパリにいらしたら会いましょう!と別れたので、次回行く楽しみがまたひとつ増えました。
 ネガティブな経験も決して無駄ではないのですね〜。


 最後にツボにはまるアメホス話をひとつ。
 アメリカン・ホスピタルに以前付き添いで付いていったときに、受付で「○×先生と予約が…」と言うか言わないかの間に間髪入れずに受付嬢が言った言葉が「ミギ・ヒダリ・ヒダリ・ヨンバ〜ン!」(笑)。日本人とみるや、フランス人の受付嬢が日本語で診察室までの行き方を案内してくれるのです。インパクトがありすぎてずーっと覚えていたんですが、今回日本人医師の診察に行ったときに受付で再び「ミギ・ヒダリ・ヒダリ・ヨンバ~ン!」と言われ、これ聞きに来たー(笑)!と笑いをこらえるのが精一杯でした。万が一アメホスにかかることがあれば、ここだけは楽しみにしていてください(なんの話やねん)。

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2014年10月12日 (日)

holybellyのパンケーキ

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 美味しい記憶がまだ覚めないうちに書いておこうと思います。

 色々と美味しい噂が立っていた、10区・サンマルタン運河近くのカフェ・holybelly。パンケーキと美味しいコーヒーが人気です。今回出来れば行きたかったところで、混むと承知で土曜日のランチに友人と行ってみました。


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 店構えはとってもシンプルで、看板らしい看板もなく、人だかりでそれと分かる感じです。混んでいるので店員さんに名前を告げて順番待ち。40分待ちますけど?と言われて、空腹だったので気が遠くなりましたが、とりあえず待つことに。

 しかしそこはフランス。店員さんが順番待ちの人を呼びに来るたび、待ちきれずに帰ってしまったのか既にいない人が多く、順番はどんどん繰り上がっていきました。結局私の名前が呼ばれたのは15分後。フランス人、気が短すぎ。


 そんなわけで、中に案内されメニューを見ますと、私が食べたかったここの看板メニューの「pancake, fried egg, pancake again, fried egg again(yes!)」は(凄い名前ですが…)、平日の午前中か週末しかオーダーできないようで、運良くお目当てのメニューにありつきました。それがこれです! どどーん!


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 薄めのパンケーキ2枚に目玉焼き2個、カリカリベーコン。しかもたーっぷりのメープルシロップ。これで名前の意味がおわかりですね? お皿を前に笑みが抑えられません。凄い量!って思ったけど、食べてみたらそうでもなかった。パンケーキが薄めですからね。甘いシロップたっぷりなのに、しょっぱいベーコンと目玉焼きってどうなの?って思いましたが、全然ありです! ただベーコン硬いんで、歯の弱い人にはキビシイかもしれません(笑)。いやぁ、美味しかったです。ブランチに家でも再現できそうな一品でした。

 ここは夕方には食事系は終わってしまうので、お時間にお気を付けください。
 オフィシャルサイトでメニューが見られます。じっくり考えていくのも良いかも。週替わりのスペシャルメニューもあり。


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 最近のパリってこういうシンプルでナチュラルな作りのカフェがホントに増えたなぁ…という感じです。

holybelly
19 rue Lucien Sampaix 75010 Paris
営業:平日 9:00〜18:00(食事系は15:00まで)
   土日 10:00〜18:00(食事系は16:00まで)
   定休日:火・水
   予約不可
   メトロ:5番線 Jacques Bonsergent


■map

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2014年10月 6日 (月)

今年もミラベルのコンフィチュール

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 9月上旬に旬を迎えるミラベル。ここ3年ほどパリに行ったのはこの時期で、日本では見かけることのないこの果物でジャムを作り続けて3回目! 今年もよいコンフィチュールが出来ました。


 さぞかしマルシェや八百屋の縁台に山盛りされているだろうと思ったミラベルですが、今年はなんだか見かけることも少なく、もはや旬も終わりかけの風情…。マルシェをあちこちはしごして、いい感じのミラベルを探すこと2日。結局はビオのミラベルを求めてラスパイユのマルシェで購入しました。しかしアレですね、ラスパイユのマルシェには久々に行きましたが、日本人観光客だらけですね…。

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 と言うわけで、1キロのミラベルを準備。YouTubeでミラベルのコンフィチュール作りを見ていたら、オリーブの種抜き機みたいなのでポイポイと種を抜いていましたが、もちろんそんな道具は持ち合わせませんのでせっせと手で半割にして種を抜きます。大きいものは四つ割に。もちろん、途中でつまみ食いしつつ。


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 今回は一昨年も使ったコンフィチュール用の砂糖を使用。ペクチンが添加されているようです。昨年はこれが見つけられずに普通の砂糖で作ったら、ジュレが濁ったコンフィチュールになり残念だったので、今回はきっちり探して使いました。


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 以下、工程をざっくりご説明。
 1キロに対して750グラムの砂糖とレモン汁を1/2個分ふりかけ半日放置。たっぷりと果汁がしみ出し、砂糖と共にドロッとしてきます。大体どんなレシピを見ても果物1キロに対して砂糖は750グラムですが、あまりにも恐ろしい量なので(笑)、今までは無視してその半分ぐらいで作ってきたんですが、今回は思い切って全量を投入! 投入しつつも、コンフィチュールってこんなに砂糖が入っていたのか…!とブルブルガクガク…。


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 更に火にかけて約20分ほど煮詰めます。鍋に対して量が多かったのか、煮ている途中でぶくぶくと泡立つアクが吹きこぼれそうでした。沢山のアクを取り除いて出来上がり。砂糖が多いせいか、とろみはバツグン。去年までは結構しゃぶしゃぶしてましたが、その分フルーツの味わいもしっかりあったような…。
 煮沸消毒したビンに詰め、逆さにして自然冷却。持参した大きいジャムの瓶2つと小さいの2つ、それでも余ってしまったのでやはり1キロは多すぎたかも…。
 専用の砂糖を使った甲斐があって、黄金の透明感あるジュレが出来ました! うつくしー!


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 ビンに入りきらなかった分は、毎朝バゲットにバターと共に乗せていただきました。やはり砂糖が多い分、コンフィチュールらしい粘度は出ますがやっぱりフレッシュなフルーツ感は薄れた気がします。次回また作ることがあれば、砂糖の量は少し減らそうかな。

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