« 2013年3月 | トップページ | 2013年6月 »

2013年4月10日 (水)

フランス革命をたどる

1


 フランス革命については、少女漫画の「ベルサイユのばら」や「マリーベル」でしか知ることがなかったけど、これだけフランスに興味が出てくるとやはりもっと知りたくなってしまいます。簡単そうなところでカラー図説の本なども買ってみましたが、あえなく途中挫折。

 そんなおり、「小説 フランス革命」という本に出会い、またダメかも……と思いつつ第1巻を買って読んでみると、これがもうビックリのおもしろさ。あっという間に読み尽くしてしまい、次の刊行を待ち望む状態です。単行本で全12巻の大作で、前半の6冊分が昨年から今年にかけて9冊に分けて文庫化されていたのを読んでたのですが、後半は現在単行本が10巻まで発売されていて、これが文庫になるにはあと2〜3年かかるのか?とちょっと落胆中。

 しかしおかげでフランス革命は良くわかりました(まだ途中だけど…)。ベルばらは王室から見た革命の成り行きがメインだし、マリーベルは貴族から見た革命。でもこの「小説 フランス革命」は革命家達から見た目線。ベルばらの影響でミラボー伯爵は悪役かと思ってたけど、この本を読んで印象はずいぶん変わりました。なんで右翼と左翼というのかも分かっちゃいました。そして何より、人権宣言のくだりのすばらしさにはちょっと感動しました。更に付け加えるなら、文庫本の各巻末にある豪華執筆陣による素晴らしい解説。篠沢教授ってクイズダービーで賭けてるイメージしかなかったけれど(失礼な…)、教授の解説は素晴らしく良かった!

 とにかく、まるで作者がその場にいて見てきたかのような描写は圧巻です。
 そんなわけで、すっかりフランス革命に興味が湧いたわけで、前回のパリ旅行のテーマは「フランス革命をめぐる旅」でした。


 パリに行くたび必ず寄る「カルナヴァレ博物館」。大好きな美術館ですが、ここの3階にはフランス革命のコーナーが。今までテキトーに流していたこのコーナーをねっちり見学。革命劇の登場人物達の肖像画も多く、これもねっちりカメラに収めるなど、怪しい行動をしてまいりました。


2
▲ミラボー伯爵


3
▲デムーラン


4
▲ダントン


5
▲ロベスピエール


6
▲1789年の人間と市民の権利の宣言(人権宣言)


 また、サントノレ通りはジャコバン派の拠点であった修道院やフイヤン派の拠点など、革命ゆかりの地が点在する聖地(笑)。パリ市内には歴史的に重要な場所にはそれを説明する看板があって、それらを探しつつ散策。オデオン界隈では駅前のダントンの像やデムーランの住んでいたアパルトマン跡なども巡ってみたり。

7
▲デムーランが住んでいたアパルトマン前の看板。この看板があったらなにか歴史的な場所、と分かります。


 タイムスリップして当時のパリに行ってみたい…と夢見ています。

「小説 フランス革命」

カルナヴァレ博物館

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2013年3月 | トップページ | 2013年6月 »