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2012年11月18日 (日)

Le Beurre Bordier[ボルディエのバター]

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 おいしいバゲットにはおいしいバター、これはもう鉄則であります。パリで愛してやまないのがこのブログでも書き続けてきたパスカル・ベイユヴェールのいなたいバター。とはいえ、実は他にも気になっていたバターがありまして、それがこのボルディエのバター。


 名だたるミシュランの星付きの料理人が愛用している事でも有名なボルディエのバター。どれほどおいしいのか?と、気になっておりました。でもお店はサン・マロだのレンヌ方面にしかなくて、パリではボン・マルシェのグラン・エピスリーぐらいでしか買えないようです。日本では冷凍ですが中沢フーズのオンラインショップで買えるんですが、125グラム1,313円プラス送料でしょ? イヤー、買えない買えない(笑)。


 そんなわけで、ボン・マルシェで買って参りました、ボルディエのバター。いちばんシンプルなプレーンの無塩。125gが2.85ユーロ也。比較までに、スーパーで売られている一般的なプレジデントというブランドの125グラム無塩バターが約1.20ユーロですから、ま、倍以上のお値段ですね。

 ボルディエのバター、プレーンなのももちろん、実はスパイスが利いたものも多種ありまして、スモーク塩入り・海藻入り・柚子入り・赤ピーマン入り…。何と合わせて食べるのでしょうか?気になるバターたちです。試してみたいところでしたが、一人じゃ食べきれないのでね……。

 肝心のお味はというと、個人的にはベイユヴェールより更にいなたいのかなぁと。色味も黄色みが強かったです。おいしいバターですが、私はベイユヴェールの方が好みですね。他の皆さんの意見も聞きたいところです。


 そういえばボン・マルシェに買いにいったとき、日本人の男女学生さん4〜5人が、バターの冷ケースの前でわいわいやっておりました。料理学校の留学生さんなのでしょうか、長々とケースの前であーでもないこーでもないとやっておりまして、近寄れやしない…と、一人悶々と眺めておりました。これはいかんよね。


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 さて恒例のお土産にはベイユヴェールのバターを買い、真空パック。そうだそうだ、アパルトマンの近くにマリアーヌ・カンタンという(日本でも)有名なフロマージュリーがあったのですが、そこで売られているカンタンのバターはベイユヴェール製でした。近くで買えてラッキー☆


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ボルディエ・サイト(仏語・英語)





 さて、ここからは余談なので、真剣にお読みいただかなくて結構です…。ボルディエのサイトを見ていたら、ボルディエのプロモーション・ビデオがあったので(笑)。大変ノリのいいおじさんなのですね…。いや、社員もか。そしてBGMの音楽、なんかヌーベル・スター(フランス版アメリカン・アイドル)臭がする…と思って聞いていたら、やっぱり2006年優勝のクリストフ・ウィレムじゃないですか! ウケた、ひとりでウケた。

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2012年11月12日 (月)

ボンボンショコラ

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 パリで食べるマカロンはたいていジャン=ポール・エヴァンなんですが、今回は自分でも意外なんだけどボンボン・ショコラを初めて食べてみました。お土産には買った事があるんですけど、食べた事なかったなぁ…と。

 で、さっそくエコール・ミリテールのお店に出かけて(といってもアパルトマンのすぐ近く…)ボンボンショコラを買い求めてみました。

 日本ではボンボンショコラ一粒が300円も400円もするのが当たり前のような状況なので、パリではどんなもんか?と思ったのですが。ちなみにこちらではギフトボックスで買わない限り、ボンボンショコラは量り売り。1キログラムあたりいくらという定価から、買ったチョコの重さを換算して計算されます。

 この時は確かコスタリカやタアとかプレーンなのと柑橘系と合わせたのを3粒ほど購入。お値段いかほどか…?と見守ると、小さな透明のビニール袋に入れてくれて、2.90ユーロ……。日本の1/3のお値段に驚愕。そうかー。あれは空輸代なのかー。


 もちろんMOFショコラティエ、おいしいです。さーっと溶けていく感じ、柑橘系の風味と絡まり合って、うっとりします。何でもっと早くから食べなかったかな?と後悔しました。

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 後日マカロンやガトーもいただきました。ジャン=ポール・エヴァンのショコラフランボワーズは絶品ですね。甘すぎず、濃厚なチョコレート・ケーキ。こちらは5ユーロでしたから、日本とさほど変わらないかと。

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 写真は最近できたとおぼしき缶入りマカロンのプチサイズ。いつも15ユーロのマカロンが10個ぐらい入る筒缶のをお土産に買ってましたが、このプチサイズは4個入りで7ユーロだったかな? ちょっとしたお土産としてもかわいい缶が残るので良いのではないかと思います。パッケージもすてきですしね。


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 最後に、こちらは日帰り旅行したブリュッセルで買い食いしたガレーのプラリーヌ。まあ、ショコラティエだらけだったわけですが、何となく気分でガレー。こちらも2個で1.80ユーロでした。

 一粒のショコラがこのようなお値段なら、もうちょっと食べ歩いても良さそうです。次回の課題にします。そういえば、ジャック・ジュナンの9個入りギフトボックスも10ユーロだったなぁ…。

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2012年11月 4日 (日)

パリいちばんのトラディション

 地味に地味に、もう何年も続けてきたこのブログですが、先日累計アクセス数が1万を超えまして、ちょっとうれしい今日この頃です。いや、ほんとに人気ブログに比べたら笑い飛ばされるような数字ですが、本人は大変満足しております。

 お立ち寄りいただいた皆様に、ありがとうございます、です。


 さて、パリに行くと毎日毎食(笑)、バゲット三昧になる訳です。お米なんてもちろん持っていかないし、ヴィエノワズリーにはほとんど目もくれずおいしいバゲットを求めてさまよい歩く…。どんだけ好きなんだ、って話ですが。

 パリに行く前にはいろいろリサーチをして行動範囲の中にあるおいしそうなパン屋さんに立ち寄るのですが、なんと言ってもバゲットコンクール入賞ブーランジェリーは外せないのです。毎度毎度1位を食べにいく訳ではないのですが、たまたまアパルトマンの近所に2位入賞のお店があったりしたときも、行ってみるとやっぱり味は間違いないな!という感想です。


 で、今年はパリ在住の友達と2012年のバゲットコンクール1位入賞ブーランジェリーに行ってみました。18区のセバスチャン・モヴュー。いまや18区は激戦区ですね!

 18区在住の友達は時々ここに買いにくるそうだけど、彼女いわく何せ小さなお店、焼き釜も小さくて一度にたくさん焼けないから何回転もしてパンを焼いているそう。だから焼きたて率が高いんだそうです。私たちが買いにいった夕方4時頃もやはり焼きたてにありつきました。しかも、釜から出したてじゃん?っていうぐらいのあっつあつ。家まで待ちきれなくてちょっとちぎって食べようと思ったんですが、むしり取るのに「あっつ!」というぐらいで(笑)、こんなのは初めての体験です。

 そして贅沢にも、この日は近場に話題のブーランジェリー、ゴントラン・シェリエもあったので、はしごして食べ比べをしてみました。ゴントラン・シェリエといえば、8月に東京にも出店しました、人気イケメン系ブーランジェリー。ご満悦でふたつのバゲットを抱えてバスで帰宅しました。さてさて…。


 じゃじゃーん。こちらがそのふたつのトラディション。上のが1本クープのセバスチャン・モヴュー、下のがゴントラン・シェリエ。断面もご覧ください。

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 正直、セバスチャンのは超焼きたて、ゴントランの方はすっかり冷めてていつ焼けたやつ?という条件の違いはあったのですが、個人的な感想ではセバスチャンの圧勝です。これは相当うまい! 特に皮の部分のおいしいことおいしいこと…。友達のお母様いわく、「外側はぱりぱりのおかきのよう」。確かに、よく焼けた部分はお餅の焼いたのみたいな香ばしい風味が…。もちろん中身も弾力があって小麦のうまみ満載。ゴントランの方は、噛みしめるとおいしいのですが、皮の香ばしさといったトータルではちょっと勝てなかったかなぁ。

 いやあ、おいしいバゲット食べちゃった! という満足感。また買いにいきたい!


 一方、毎朝のバゲットはクレール通りのアパルトマンの近くに数軒ブーランジェリーがあったので食べ比べてみたのですが、一軒だけお気に入りの味がありまして。このブーランジェリー、名前が分からないのですが、エコール・ミリテールの駅のそば、ジャン=ポール・エヴァンのお店の並びにありまして、以前は取りたてておいしいと思わなかったのですが、今回食べてみたら格段においしくなっていた。で、トラディションと言う名前のパンは置いてなく、「Campaillette(カンパイエット)」という商品名なんですね。初めて聞いた名前で、でもまあ、見た目はバゲットなんで毎日のように食べていたんですが、おいしかった。カンパイエットって何だろう?というのが目下の疑問。使ってる小麦の種類なのかなぁ……。カンパイエットのサイトもあるのでちょっと読み込んでみようと思っています。ご存知の方にはご教授願いたく。
 下の写真がカンパイエットです。

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 あ、今カンパイエットのサイトでブーランジェリーの名前が分かりました。Bretteau Jean Marie。あんなに通ったのに、初めて知りました(笑)。ま、そんなもん。





●Sébastien MAUVIEUX(セバスチャン・モヴュー)
159, rue Ordener 75018

Gontran CHERRIER(ゴントラン・シェリエ)
22, rue Caulaincourt 75018

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