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2012年10月28日 (日)

本当においしいコーヒー…

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 パリのコーヒーはおいしい。
 パリに行きはじめた頃、街角のカフェで飲むコーヒーのおいしさに驚き、日本では同レベルのコーヒーに出会えないことを残念に思っていましたが、時がたち、日本のコーヒーもレベルが上がってきておいしいものが飲めるようになりました。

 今回のパリ行きでは、本当においしいと評判のコーヒーを飲んでみよう、というのがサブテーマ(メインテーマはフランス革命に出会う旅(笑))。事前のリサーチでこれは!と思っていたカフェに行ってみました。


 場所はマレ地区にほど近いセーヌ川沿い。
 お店の名前はLa Caféothèque de PARIS。よくあるような、店の外にもイスとテーブルがあるような作りのカフェではありません。入り口すぐのところでは、お店自慢のコーヒー豆も販売しています。奥の深い作りで、入り口のところにもアラビアンな雰囲気のちいさなカフェスペースがありますが、ずんずん奥に入っていくと緑にあふれたくつろぎの空間が!

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 そしてこれがカルト。シンプルかつ、わかりやすいです。後ろのページには産地別に特徴の書かれた豆の説明もあります。様々な飲み方も、何がどんな配合で作られているかの説明があるのもいいですねぇ。

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 さて、何を飲もうか悩んで、カフェ・デュ・ジュール(本日のコーヒー)を、ノワゼットで頼んでみました。で、出てきたのがこれ。若干、ラテアートが微妙なのですが(笑)、ノワゼットと言えばエスプレッソにミルクをちょいっと垂らしたもの…と認識していたので、こんなフォームミルクが載っていようとは…。

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 で、一口すすってみて、衝撃を覚えました。わたくし、料理記者でもバリスタでもないので、正直このおいしさをうまくお伝えできません。ただ、あまりの驚きに目を見開いてじっとカップを見つめ続けたかもしれない…。コーヒーってこんなにおいしいの?という驚きです。うっとりするような、ビロードのような口当たりで、深い味のコーヒー。おそらく今まで飲んだコーヒーの中で一番おいしいと思います。まあ、そんなに語るほどコーヒーを飲み歩いている訳でもないのですがね。

 ああ、でもでも、こんなコーヒーの味を知ってしまったら、これからどうやって普通以下のコーヒーにであった時、耐え忍んでいけばいいのでしょうか? 


 後日、あの味が忘れられなくてもう一度訪ねたのですが、私がオーダーしたものを、それよりもノワゼットにするならこっちの方がいい、と熱く語って説明してくれた店員さん。たぶん、私がオーダーしたのは(生意気にもテロワール・ド・ヴォートル・ショワ。産地別をお好みで…のような)ミルクを入れるよりもストレートで味わう方がいいから、飲みたいなら2杯目に…とか、そんなようなことを言っていたのではないかと、フランス語はまだまだの私は理解したのですが…。このカフェを知ったときに読んだ記事から、彼がパリ・バリスタコンクール・ファイナリストのほんまもんのバリスタさんでは…と思われる。だからこんなにおいしいのですねー。本当にコーヒーを語る彼は熱かったから!

 このお店でアマチュアからプロ向けまで、カフェ講座をやっているようです。パリに住んでいるんなら通いたいところだ。

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 で、2度目に訪ねたときに出てきたノワゼット。今回はラテアートもばっちり。

 こんなカフェが家や職場の近くにあったなら、通い詰めてしまいそう。ああ、また行きたい……。




●La Caféothèque de PARIS
52, rue de l’Hôtel-de-Ville
TEL:01 5301 8384
営業:毎日9:30〜19:30まで(無休)
メトロ:7号線 Pont-Marie、1号線 Saint-Paul
バス:67、69、76、96

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2012年10月 7日 (日)

ミラベルのコンフィチュール作り

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 昨年パリに行ったときはフランボワーズのコンフィチュールを作ったのですが、今年はどうしようかと。何か作って帰りたい。でも9月という季節柄フランボワーズは旬じゃないし…と思っていたので、さて何でコンフィチュールを?と思っていました。


 そんなおり、ミラベルという果物がこの次期旬を迎えると聞き、しかもコンフィチュールにするとすごくおいしいというので、作ってみることにしました。


 マルシェや八百屋さんの店先に山積みされたミラベル。卓球の玉より少し小さいぐらいの大きさからもうちょっと小さいものまでありますが、黄色い身はプラムのような味わい。というか、プラムの一種のようです。中には梅のように種があります。店先のミラベルには蜂がよくたかっていて、そんなに甘いのかな?と思っていました。……というか、この時期八百屋さんの軒先にあるもの、ブーランジェリーのショーケースの中の甘いパンにまで蜂がたかってましたねぇ。でも売る側も買う側もあんまり気にしてなかった…。

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 さて、せっかくなのでちょっとお高いけれどマルシェのビオのお店でミラベルを買いました。材料はミラベルの他、レモンと砂糖のみ。砂糖はコンフィチュール用というのがあり、それを使いました。何が違うのかな? つや? 照り?

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 まずはミラベルを半割にして種を取り除きます。数が多いとなんと地味な作業か…。そこに分量の砂糖をふりかけ、レモンを搾ってざっくり混ぜてしばらく放置。1時間でいいという人もいれば、一晩という人もあり、ネットで調べただけなのでどっちがいいのかわからないのですが、とりあえず1時間コースで作ってみました。

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 ミラベルはフランボワーズと違って10分煮た程度では身は崩れません。だからがっつり半身が残っています。果たしてこれが正解なのか…? わからないけどそんなものかもと思い、あらかじめ煮沸消毒した瓶に詰めます。けっこうジュレの部分がしゃぶしゃぶしていて、コンフィチュールにはゆるいかな?と思ったのですが、翌日、バゲットにバターと一緒に乗せてみたらまあ、ハニートーストのような味わい! ジュレの部分がハチミツのようです! これはうまい! 蜂がブンブンと寄っていたのもわかるような気がします。

 実は、後日もう一度同じものを作ったのですが、そのときは窓を開けて作っていたのです。そしたらなんと、コンフィチュールを煮ている間に窓から蜂が3匹も入ってきたんですよね! 退治するのが大変でした……。そんなにミラベルって香り高いのかしら!?

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 残念なことに、煮上がった時点の写真を撮り忘れました。
 持って帰って半分は叔母にお土産として渡し、残りは今も毎日パンに乗せたりヨーグルトに入れたりして楽しんでいます。

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