Taille 0[タイユ ゼロ]
ブランドものに興味はないけど、かわいい洋服はもちろん好き。
ひとつ流行が決まればそのデザインしか世の中に流通しなくなるような、付和雷同ファッションの日本と違い、フランスはいろんなデザインが同時進行。だから私のような天の邪鬼には洋服が探しやすい国です。
中でもパリに行ったら必ずのぞくお店がKOOKAÏやESPRIT、NAF NAF。前はESPRIT一筋だったのだけど、最近はちょっと不発に終わっていて残念。その代わり、KOOKAÏでいいものを買えています。高すぎず安すぎずキュートで、日本で着ていると「それ、かわいい」とよく言われます。ほんと、私的にツボなんですけど。
そのKOOKAÏではサイズ表示が「Taille」。ヨーロッパではほとんどXS〜XLのアルファベット表示か、34〜44の数字表示。S・M・Lは容易に想像が付くし、数字表示もガイドブックに載っているから大丈夫なのだけど、この「Taille」って何?と、初めは混乱。
「Taille—タイユ」つまりサイズのことです。KOOKAÏでは0から3まであります。
KOOKAÏサイトで調べてみました対応表です。ついでに数字表示もつけておきました。
広げてみたりすれば何となくこれかな?と想像できるんですが、女性ってやっかいなもので、自分のサイズを過大評価いたします(笑)。また、プルオーバーやTシャツって、平べったくしてみると大きく感じるんですよね。体の厚みを計算にいれないというか…。「なんかこれ、ちょっと大きいかな〜?」なんて思っちゃうわけですよ。
で、そのような間違いを犯し、今回買ったのがTaille 0。去年行ったときは1を買ったのに、すっかり忘れて「このぐらいかしら〜?」と、わざわざ店員さんに0を要求。試着はしなかったので、家で着てみてあれ?ちょっと小さかった?と少々後悔。でもサイズ表で照らし合わせると0でもいいような……。
で、私はダボっとは着たくない派なので、ほどよいフィット感を目指します。フィット感はいいのですが、肩の切り返しの位置が小さいかなぁ……と。しかも、洗濯したらきっと縮む。
まあ、そんなにひどいサイズ違いではないけれど、きれいに着られるように体系管理に気をつけます……。
余談です。
これを買ったときに店員さんが「2つ買うと割引なの!」って教えてくださるので、そうですか?とばかりに彼女に付き合ってもらってもう1着を探したんですが、ひとつ薦めてくれた超カワイイチュニックがありまして、欲しかったんだけど肩の辺りがシースルーでブラひもが見えてしまうと。それはちょっとなぁ…と「ブラひもが見えてしまうから、これはナイ。日本人はこういうのあまり着ない」って彼女に伝えると、真顔で「え? なんで?」と聞き返され、気の利いた返事が出来なかった…。確かに、欧米ではブラひも見えるの、全然オッケーです。皆さん、大胆に見せてらっしゃいます。一度なんか、サンドレスの背中からひもどころかバンド部分ががっつり見えてたマダムを見たことも。
さて、なんて答えれば良かったんでしょうね……しかもフランス語で。
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