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2011年4月16日 (土)

le café

Le_cafe


 パリに行っていろんな物が日本よりずっと美味しいと思ったけれど、やっぱり衝撃的だったのはコーヒー。私は酸っぱいコーヒーが苦手で、モカとか論外なのですが、それ以外はコーヒーにこだわった事はなかった。社内の売店で売っていた1杯50円のコーヒーに特に文句はなかったのです。


 ところがパリに行くようになって、カフェで飲むコーヒー、まあ、カフェ・オ・レ、またはカフェ・クレームですけど、そのあまりの美味しさにコーヒーに開眼。何とかパリと同じ味のコーヒーが飲めないかと小さな努力をしてきたんですね。器具を変えたり豆を変えたり。要はエスプレッソを手軽に…というのがテーマなワケです。開眼した当時はまだエスプレッソは一般的でなく、パリ並みのコーヒーなんか日本では飲めない!とあきらめたりもしましたが、色々試してエスプレッソ用の豆をメリタのフィルターで、と言うところでしばらく落ち着いていました。


 それで満足していたんですけど、昨年の秋に仕事の取材でスターバックスのコーヒーセミナーに参加して、スターバックス推奨の淹れ方を教わって家で実践してみると……これが……これがまた……「何これっ?」っていうぐらい美味しかったんですね。


 それ以来、セミナーで教わった淹れ方を続けています。毎朝カフェ・オ・レの一口目をすする時の幸せと言ったら…。


 さて、それはどんな淹れ方か…?
 使う器具はフレンチプレス。豆は奮発してスターバックスのブレックファースト・ブレンド。幸いにも自転車で行ける距離にコストコがあり、そこで売ってるスターバックスの豆が、340gパック×3個で2,400円ぐらい。スターバックスのお店で売ってる料金と比べると、さすがのコストコ価格! UCCとかよりはもちろん割高ですが、あの味を考えるとこのぐらいのぜいたくはしてもいいのではないかと。

 ということで今は毎日充実のコーヒーライフが送れています。隣に住む姉から「あの美味しいコーヒーが飲みたいー」とオーダーがくるほどです。

 美味しいコーヒーの詳しい淹れ方はスターバックスのサイトでご覧ください。

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2011年4月 4日 (月)

親切な時計屋さん

Photo


 いつだったか、随分前にパリに行ったときです。

 出発の成田空港で、出国審査前に突然メガネが壊れまして。ツルとフレームをつないでいる金具のねじが取れてしまい、メガネをかけられなくなってしまいました。空港ショップで色々と手を打ってみたんですが、結局直らずじまいでした。


 飛行機の中では手で金具部分を押さえつつ映画を見たりして随分難儀いたしました…。

 で、このままではパリで困るわけですよ。まあ、一応コンタクトレンズは日中使いますが、アパルトマンに戻ったらハズして、メガネに替えますので、夜のテレビが苦労することになるので困ると。ええ、ええ、テレビっ子ですから。


 そんなわけで翌日、アパルトマンの近くで眼鏡屋さんを探してみました。モベール・ミュチュアリテ駅の近くのサンジェルマン大通りに1軒の古めかしい眼鏡屋さんをみつけ、そっとドアを押して入ってみました。

 外から見たとおりなかも古めかしい感じで、代々ここで眼鏡屋をやっています、という佇まい。そこだけ時間が止まったような、ふしぎな静けさでした。カウンターには店主らしきおじいさんが座っていて、私が壊れたメガネを差し出して「直して欲しいんですが…」というと、メガネを受け取り、カウンターにあった大小様々なねじが山のように入った箱からひとつねじをつまみ出し、あっというまに取り付けて直してくれました。

 「おいくらですか?」と私がたずねると「お金なんていらないよ!」とおじいさん。日本なら何も買わなくてもネジのゆるいのを無料で直したりしてくれますけど、それは日本ならではのサービス…と思っていたので、ちょっと意外でした。おじいさんにメルシー・ボクーを繰り返し、なんだかうれしい気持ちで店を出ました。


 旅先で壊れたメガネが直った安心感、こわごわ入った眼鏡屋さんでの思いがけない優しい対応で、うっきうき気分でパリの街を歩きました。

 これが以前にも書いた、ヨーロッパの人はみんな親切!な出来事のひとつですね。

 日本の未曾有の災害に、世界各国の名もない市丼の方々から温かい支援と言葉が寄せられるたび、人を思う気持ちに国境も文化の違いもないなぁ…とつくづく感じたわけですが、何気ない日常にもそうしたやさしさを感じられますね。
 気づかないだけで。

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