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2008年5月18日 (日)

Pont Neuf[ポン・ヌフ]

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 セーヌ川にはたくさんの橋が架かっていて、それらを楽しむなら、バトー・ムーシュのようなセーヌ川遊覧船で、いくつもの橋の下をくぐる観光がいいと思うのだけれど。

 私はそれらの橋を渡って楽しむのが好きです。実は橋フェチ。お気に入りはポン・デ・ザール。車の通らない板張りの橋で、橋の真ん中にはいくつかのベンチまで置かれている。鉄と木で作られた華奢な(石造りの他の橋に比べたらね…)この橋は、なんだか風通しも良くて、実に気持ちいい。

 このベンチに座って、ボーッと、ただボーッとセーヌ川ごしにポン・ヌフを眺めるのが好きなんです。ポン・ヌフはパリで一番古い橋。実はこのポン・ヌフが一番のお気に入りの橋でして、その眺めを楽しむためにポン・デ・ザールに行くのです。

 pont(橋)・neuf(新しい)。できた当時は橋の両側に家が張り出ているようなスタイルのものだったそうで。パリの繁華街、社交場のようなにぎやかな場所だったのだとか。その当時を描写したくだりが、私のパリ・バイブルともいえる『アンジェリク』という小説にある。その活気が、またたく間に私をパリの虜にしたわけで。現在も残る橋の真ん中にあるアンリ2世の像の下で、大マチューが歯医者のデモンストレーションをする…小説の中にあるそのシーンを想像しながらポン・ヌフを歩いて、アンジェリクが手伝った花屋がここにあったかな?とかなんとか、ひとり小説の世界に浸るしあわせ。ひぃ〜、オタク! あ、有名な映画の方は見ていないんですけどね…。『ポンヌフの恋人』? それはまたいつか…。

 橋の真ん中の突き出た部分からは階段を通って下の公園に行けまして、そこでまったり…というのも乙なモンです。木が茂って木陰がたっぷり。または川縁で日光浴。人が多いけどね…。数年前にお化粧直ししてどす黒かった橋が真っ白できれいな橋に変身。ホントにきれいだね。

 ポン・ヌフとセットで楽しんでいたのが、橋のたもとにあったデパート「サマリテーヌ」。家庭用品のかわいいものとかがあって、とっても好きなデパートだったんですけど、改装とかでもう何年も閉まったまま。ここ2年パリに行ってないけど、どうなったでしょうか? ホント、フランスって“改装中”で何年も閉まっちゃう凄いところだよなぁ。物事のタームが長い。オランジェリー美術館とか、何年待ったことか。


 ヨーロッパ独特の低くたれ込める雲。その重量感と石造りの橋の重量感、歴史の重量感。うぁー、パリに来たなぁ〜……と感じさせる眺めなのです。

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