2008年5月11日 (日)

croque-monsieur[クロックムッシュ]

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 パリのカフェで、ランチにちょっと食べたくなるのがクロックムッシュ。フランス風・ハムとチーズにベシャメルソースをプラスしたホットサンドです。更に卵焼きをプラスしたのがcroque-madame(クロックマダム)と呼ばれます。

 シンプルな料理ですが、それだけにお店ごとの個性も結構見られます。パリで一番最初に食べたときのがたぶん私の中では原体験となっていて、その後のクロックムッシュ評価の基準となっているようです。それはもう店の名前も場所も定かではないのですが、確かオルセー美術館の近くのカフェでした。

 それはぱりっと焼かれたパンが香ばしく、ハムとチーズとベシャメルソースのハーモニーがたまらんっ!ってイメージです。


 パンにチーズだから料理自体の色味は地味で、飾り気がないと見た目がとってもそそらないものになるのですが、16区のビクトル・ユーゴー大通りにある「Carton(カルトン)」というブーランジェリーのクロックムッシュが凄かった。それが上の写真です。

 なんたって一緒に盛られた生野菜が半端じゃない。お皿から大胆にはみ出してるよ…。サラダに比べてクロックマダムの小ささが分かりますか? でもこれがフレンチドレッシングがかかっていて、おいしくてモリモリ食べられちゃうんです。緑の葉っぱが大好きな私は、もちろん完食。ちらりと見えているニンジンのサラダ、「キャロットラペ」は、ニンジンの甘さが際だつ、私のお気に入りサラダです。パリではよく付け合わせに出てくるし、スーパーでもパック売りしていて私もよく…いや、毎日食べていたんですが、日本でも簡単に作れますのでお試しを。

 ニンジンをおろし器で細〜くカットします。オリーブオイル+ビネガー+塩だけのシンプルなフレンチドレッシングを作って全体に書け回し、混ぜる。わ〜ん、たったこれだけ! なのになのにニンジンの甘さがビックリするほど出て、食べ飽きないサラダになるのです。しばらくこの存在を忘れてた…! さっそく明日作ろうっと♪


 で、このカルトンには何度かおじゃまして(カフェ付きのブーランジェリーです。数種類のスイーツを串刺しにしたものがこのお店のスペシャリテ)、クロックムッシュをいただきました。また行きたい。夏場は冷えた白ワインと食べたい♪


 日本でもクロックムッシュって見かけますけど、私の中ではあれらは論外で、触手も伸びません。まてよ、PAULのクロックムッシュはどうだったかな??  おいしかったっけ? う〜ん、覚えていない…。ダメじゃん……。



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2008年5月 3日 (土)

L'Église[ 教 会 ]

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 パリの街歩きで、休憩所代わりに使ってしまうのが、街の至る所にある教会。最初の頃は信者でもないのに入っていいのかなぁ? などと思いながら、ドキドキして扉を開けたものです。もちろん、来るもの拒まずなパリの教会は、信者でなくても入れます。

 ノートルダム寺院、サクレクール寺院、マドレーヌ寺院、サン・ジェルマン・デ・プレ教会、そして映画『ダ・ヴィンチ・コード』で知られるサン・シュルピュス教会。観光地として有名なところは観光客も多く、名建築・名画を含めて見所満載。ステンドグラスや宗教画をゆっくり楽しんだあとは、信徒席に座って休憩…なのです。

 これが、とっても憩いの時間になります。ただボーッと、祭壇を見つめて考え事をしたり、あるいは何も考えなかったり。またたく間に時間が過ぎていく感じです。落ち着くんですよね、ひんやりとして静かだし、やはり神の家とは何か感じさせるものがある場所です。

 週末にはパイプオルガンを聞かせてくれる教会があれば行ってみたり、朝のミサに参列してみたり。無宗教の私には「おごそか」なあの雰囲気が“神とは何か?”を考えさせられるひとときです。荘厳なパイプオルガンの音色、清らかな聖歌隊の歌声、言葉は分からないけれど石の教会に響く司祭様の声。ものすごい非日常を感じさせられます。

 ま、そんな時もあれば、基本的に建築物としての教会マニアな私は、地域密着型の教会を訪れることも忘れない。お気に入りは、サン・ポール・サンルイ教会。サン・ポール駅のすぐそばにあるのですが、マレ地区の散策のあと、サンタントワーヌ通りに向かって路地を歩いていたときに、突然正面に美しいファサードが現れ、すっかりその美しさに見せられてしまったことがありました。


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 雨上がりの薄もやの中に浮かび上がるグレーと黒のコントラスト、太陽のモチーフ。あまりの印象的な出会いに、この教会に一目惚れ♥ 入ってみて、中も素晴らしかった。この教会の前で結婚式に遭遇したこともあります。

 他にもおすすめは、入場料を払わなければいけないけれど、そのステンドグラスの美しさが圧巻のラ・サントシャペル(シテ島にあります)。ここはBGMに懐かしの「グレゴリアン・チャント」が流れていて、思わずお土産にCDを買っちゃった事があります。家で聴いてもあの時の感動は得られませんでしたが。
 あとは、レ・アルにあるサントゥスタッシュ教会。私はここでホームシックから救われた。5区のサン・メダール教会も小さいけれどアジのある教会。マドレーヌ寺院も、外側の建築様式だけでなく、中に入ったらちょっと凄いっすよ。


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 ザ・教会マニアなのでした。


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2008年4月25日 (金)

肉事情

 って、凄いタイトルですね。もっとエスプリの効いたタイトルはないのかしら?

 パリで自炊、よく食べる…いや、必ず食べるのがステーキ。だって簡単。バターでソテーして最後にお醤油たらして、醤油バター風味。う〜ん、セ・ボン♪ ホント、常連のメニューなんですが、スーパーで売っている肉が、「ステーキにして♪」って言っているようなものしかないんだもん。

 スーパーで見かけるお肉。

・厚切り牛肉。サーロインとかじゃなく、脂身のほとんどない部位。日本で目にするステーキ用の霜降ったものとは別物。

・骨がついたままの厚切り豚肉

・鳥胸肉のかたまり

・小判型に成形されたミンチ肉

 ぐらいなの。そうです、フランスには“肉の薄切り”というものがありません。そういえば、フランス料理に薄切り肉で作った物とかは思い出せないのであった。そうなると、日本人なワタシはどうも困ってしまうわけで。パリ暮らしも長くなると、薄切り肉が恋しい日本人は韓国食屋さんに行って薄切り肉を買うんだそうです。そうして買った薄切り肉でお好み焼きをごちそうになった事があります。

 海外でお好み焼き…といえば、アイルランドの友人の家でお好み焼きをすることになり、やはり薄切り肉がなくてどうしよう?って時に、そのお友達は、「コレでいいんじゃな〜い?」とベーコンを買いましたとさ。やけくそで作ってみたけど、結構おいしかったな。

 肉は専門店で買うのがフランスでは一般的なんでしょうね。でも牛肉ならBoucherie(ブッシュリー)、豚肉とソーセージならCharcuterie(シャルキュトリー)、鶏肉はまた別とか、専門的に分かれているからねえ。しかも、小娘がホンの一晩、ソテーして食べるお肉を150gください、とか、言いづらいじゃないですか…。あ、でも、マルシェだと一切れ単位になっているのが並べてあって、その中から適当な大きさのを選んで、それください、って買ったこともありましたわな。

 お肉、おいしいんだけど、特に豚肉とか。でも豚肉のあの骨が邪魔。焼く前に切り取るんだけど、それがまた面倒くさい。食べながらだと、もっと邪魔くさい。


 で、パリのある日、お昼に洋食も飽きた頃。ランチどうする〜?と同行の叔母様と悩んでいたときに遭遇した韓国料理屋。焼き肉ランチあり。薄切り肉。ごはん、味噌汁(もどき)。薄切り肉はやっぱり「韓国」がキーワードで見つかるのでしょうか…。

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2008年4月19日 (土)

バゲットのサンドイッチ

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 大変有名なフランス発・高級お総菜屋さん。かと思いきや、パンも売ってるんですね…。この間、仕事の撮影用にダロワイヨの「フィセル・ブランシュ」……だったかな(汗)、うろ覚え…を買いました。

 長さ20センチぐらいの小さいバゲットで、サンドイッチにピッタリ! ってなうたい文句がありまして、しかも商品名に「フィセル」。う〜ん、細くないけど、ちっともフィセルじゃないけど、なんかフィセルには違う定義があるのか? 確か“ひも”って意味があったんだと思ったけど…。でも、サンドイッチ用のパンを探していたので、購入してみました。

 写真がそれ。1本150円(税抜)。
 白くて、柔らかめ。そこが大変気に入らなかったので、サンドイッチにする前にトースターで茶色くなるまでトーストしました。で、こんがりきつね色に、そしてかりっとしたバゲットにへんしーん! レタス、ペッパーハム、トマト、チーズを挟んで、豪華てんこ盛りのサンドイッチにしました。

 パリでバゲットのサンドイッチをよく食べましたが(手軽で安い)、結構具は質素なんですよね。2種類ぐらいしか挟んでいない。「Jambon Fromage(ジャンボン・フロマージュ)」ならハムとチーズだけで野菜はなしだし、「thon(トン)」ならツナとトマトとかで、野菜と肉と乳製品をまんべんなく挟んだのって、あんまり見ない。見た目の彩りっていうんですか、赤と緑がバランスよく…っていうんじゃなくて、見た目が地味。まあ、パンがうまいからいいか…。あと、食パンのサンドイッチもあるけれど、そっちの方が実は高い。よく食べたのは「Crudité(クリュディテ)」という野菜のサンド。ま、それかトンを挟んだだけのしかなかったりしたんだが(笑)。

 初めてパリを旅して、カフェで昼食にサンドイッチを頼んだとき、私の脳内イメージでは食パンのサンドイッチだったんですけど、出てきたのはバゲット半分にハムとチーズを挟んだ物がド〜ン! 「!!」と衝撃だったのです…。こんなたくさん食べられるもんかぁ〜!と最初は思ったけど、食べてみたら意外とぺろりでしたな。で、ものすごくあごが疲れる、食べ応えのある一品…。いや〜、食べやすく小分けに切ってくれてるワケじゃないので、ラッパ食いですわ。

 で、話は戻ってそのサンドイッチを撮影後にスタッフで食したのですが、私は別で作ったベーグルサンドの方を食べたんですね。だからまだダロワイヨのパンの実力を味わっていない。その時の食材がまだ残っているので、今日再びそのパンを買ってきました。明日のランチに作ろう♪ と思ったけど、ゲッ、トマトが品切れ中…。トマト抜きかぁ……。

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悪夢のメトロ

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 パリを訪ねた回数もそこそこなので、だいぶ土地勘がついてまいりました。メトロも東京の地下鉄並みに入り組んでいるけれど、そこそこ把握しております。

 パリのメトロ、乗るときも降りるときもボタンを押して(旧式だとハンドルを回す)ドアを開ける。自動では空きません。

 入り口すぐのイスは折りたたみ式。空いているときは倒して座れるけれど、混んでくると誰ともなくイスをたたんで立つ。

 むろん、車内放送で次の駅がアナウンスされることはない。あ、でも1号線はされるなあ。超幹線だから。

 スリにご用心。経験者談(泣)。

 何本か線が乗り入れている駅の構内は複雑だが、乗る電車が何号線であるかと、その電車の行き先である終点駅名を覚えていれば、ひたすらそれを頼りに進めばよい。

 ひと駅の間隔が約1分と短い。

 電車の中で寝ている人などいない。

 メトロの切符でバスと国営鉄道の市内区域が乗車できる便利さ。

 日曜日には閉鎖されてしまう駅がある。

 そして、駅の改札では入るときには切符が必要だが、出るときには必要でない。
 こ…これが私に悲劇をもたらしました……。

 このように、出るときに回収されない切符は、ポケットにどんどんたまっていきます。ある朝、メトロに乗ろうとして改札をくぐり、ふとポケットに切符が数枚たまっているのに気づきました。どうせいらないからとまとめて通りがかりのゴミ箱に捨てました。そんな時に限って、パトロールと遭遇するのでございます…。
 渡仏歴10年超、車内で検札にあったのは初めての体験でした。どうして、切符捨てた時に限って遭遇するかな? 向こうからやってくる係員に焦りながらポケットをまさぐると、奇跡的に1枚の切符が! でも、古いやつだったんですねえ、その日のじゃなくて。でも、しらばっくれてその切符を渡しました。女性の係員だったんだけど、ちらっと見て戻してくれたので、「わ、ラッキー!」と思ったのもつかの間、その係員、歩き出しかけて「?」と思ったらしく、もう一回見せろと。今日のじゃないじゃないの! みたいなことを言われ、もう心臓ばくばくです。よ…よく見破ったな、はっはっは…。

 無断乗車をすると(パリでは改札を飛び越えたりすり抜けたりする人が多い)、罰金で40ユーロぐらいとられます。それは避けねば…と思ったものの、我が語学力では切符を捨ててしまったことを説明できず、「あら? 何でないのかしら?」みたいな演技を見せたり色々抵抗してみたけれど、しっかり取られましたよ、罰金。本当にキセルしたんならしょうがないと思わないでもないが、ちゃんと切符を通しただけに、悔しくてなりません。
 もちろん、メトロでは降りるまで切符を携行することを義務づけていますから、私って相当運が悪いですな。

 ああ、今思い出しても悔しい〜〜〜!



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2008年4月13日 (日)

マカロン*

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 好き。大好き。

 昔は何だろうなぁ、このお菓子?って思っていたけど、こわごわ食べてみたら(笑)おいしかった。

 写真はピエール・エルメ。ボナパルト通りのお店で買ったときのラッピングです(透明フィルムバッグ)。カラフルな色と多彩なフレーバーが魅力ですよねぇ。アレがおいしいとかコレがおいしいとか色々うわさは聞くので、立ち寄ってみたわけです。大変オシャレなお店構えだったのですが、残念ながら店員が慇懃無礼。「あ〜ら、また日本人が買いに来たワ」みたいな雰囲気をプンプン漂わせ、はやり物好きの日本人を鼻で笑いつつも、有名ブランドのプライドから接客はごく丁寧に…。そんな感じがいやらしかったなぁ。店員さんによると思いますけど、私は居心地悪かった。最初に何個買うか聞かれるんですね。えー、そんなの決めてないよ…と思いながら「trois…(三個)」と言ってみたり。う〜ん、でもおいしいんです。

 ピエール・エルメ、ラデュレと、マカロン二大巨頭がございますが、わたくし、なんと言ってもジャン・ポール・エヴァンのマカロンの大ファンであります! つまり大好きなのは、ジャン・ポール・エヴァンのマカロン! エルメもラデュレも、それに比べたら結構どうでもいい。パリに行っても食べなくてもいいぐらい。うひぃ〜、食べたくなってきた!

 私が2度ほど滞在したエコール・ミリテールのアパルトマンの近くにジャン・ポール・エヴァンのお店がありまして、サントノレのお店に比べると観光客が少ない感じ。いつ行っても空いているからゆっくり買い物ができる。チョコレート、ケーキ、マカロンを売っています。ショコラティエのマカロンだから、全てチョコレートがらみのマカロンなのでポップな色の物はございません。結構な種類があるのですが、みんな茶色(笑)。やっぱり挟んであるチョコレート・フレーバーが絶品なワケで、「サクッ、クニュ」という食感もたまりません。

 で、パリの想い出に毎回お土産として(自分用)買って帰るわけです。日本に持って帰って日にちがたっても結構おいしいので、必ず買う。青い缶に10個ぐらいかな? 詰めてくれるんです。缶が丈夫だから、スーツケースの中に放り込んでもつぶれないのも嬉しい。一缶確か15ユーロだったかなぁ。そして毎日1個ずつちびちびと食べる。パリを懐かしみながら(泣)。そして最後に残ったカワイイ缶を、大事に使うんです。
 台所がそろそろこの青い缶だらけになってきましたけど……。


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 チョコレート好きなのでマカロンもチョコレート味を買うことが多いんですが、パリ友達に「どこのがうまい?」とかリサーチしてみたら「PAULのもおいしいよ」と。そう、あの日本でもおなじみのブーランジェリーPAUL。で、早速オテル・ド・ヴィユのPAULに買いにいってみた。
 ……デカイっ! でかすぎる! マカロンのカワイイたたずまいというものが感じられない、実用一点張りのサイズでした。直径にして10センチぐらい? 当然、一度で食べきることはできず、次の日のおやつにしまわれましたとさ。おいしかったけど、甘かった…という記憶が強いのでありました。

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2008年4月 7日 (月)

パリスタイルのバゲット

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 昨日、バゲットのことを書いていて猛烈に食べたくなった。私の住んでいる街ではなかなか手に入らないレベルのバゲットを、仕事帰りにゲット。それが写真のル・ヴァン・スペシオ。ルノートルで売っています。ルノートルに寄る機会があればよく買うスペシオ。トラディション系のハードなバゲットで、しかもひとり分サイズ♪

 普通のバゲットに比べて両端が細くとがっているのが特徴。最近多いですよね、このタイプ。パリでもトラディションはこの先細り型が多く、この形を見ただけで大きく期待してしまう。「ムムッ、本格派!」と思うわけです。ま、実際おいしいわけですが。

 で、このとがった部分が半端じゃなく固い。おせんべいなんかよりも固い。そして香ばしい♪ 素晴らしいパンじゃ〜。固いパンをばりばり食べて、食べ終わったあとに口の中が傷だらけでアゴも疲れ果てている……そんなバゲットを愛するマゾヒスティックな私。

 皮がしっかりと焼けて香ばしく、中はしっとり・もったりとした生地で気泡が大きくあいているバゲット……これが私の理想のバゲット。

 今日は仕事で会ったカメラマンさんとパンの話に花が咲き、色々情報も入手。雑誌『danchu』でパン屋さん特集も見かけ、凄く「パン」な一日。たまらなくなって買ったスペシオですが、本日中に食さないと行けない別の物があり、この2本は即座にラップにくるまれ、更にジップロックに入れられ、冷凍庫に放り込まれました。

 またリベイクしてから食べましょうかねぇ。

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2008年4月 6日 (日)

フィセル

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 食べたいなぁ…、フィセル。

 フィセルってフランスパンの一種で、一番細いんです。写真は例によって朝食のセットなのですが、フィセルが写ってますねぇ。日本ではフランスパンと言えば売っているのはバタールという、太めのバゲットですよね。最近はそうでもなくなってきて、普通のバゲットとかトラディションまでがオシャレなパン屋さんに売っているけれど、フィセルは見ないですねぇ…。

 どうも日本の皆さんはバゲットの白い部分が好きらしく、バタールのような太さのものが受け入れられやすいようです。でも、私はかったーい、パリッパリの皮が好きなのでバタールは苦手。バゲットを買うときもなるべく黒く焼けている固そうなのを選ぶくらい。パリではお店の人が棚からパンを取ってくれるシステムなので自分では選べませんが、「bien cuit(よく焼けた)」とお願いすると、お店の人が選んでくれる。

 でもって、細いので、白い部分が少なくほとんど皮だけなのがフィセル。ひとりで食事だとバゲット1本は食べられないけれど、フィセルならひとり分でちょうどよい量……ということで、皮好きな事とあいまってパリではよくフィセルを食べます。でも、パリでも置いている店と置いていない店があるかなぁ。しかも細くて存在感が薄いからか安いからか、袋に入れてくれることは少なくて、写真のように手に持つところに紙を巻いてくれるだけ。

 むーん、おいしいバゲット食べたい。

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2008年3月28日 (金)

白 夜

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 パリは緯度が高い。自然の摂理で、春から夏にかけては白夜である。これが私がいつも初夏にパリを旅する理由の大きなひとつ。

 写真は2003年の夏に行ったときにアパルトマンから撮ったもので、この時確か夜の10時頃だったと思います。うっそー!って感じですよね。夜10時にこの明るさ! うっかりまだ明るいから…なんて夕飯の準備をせずにだらだらしていると、気づけば8時…なんてことがよくありました(汗)。あんまり外が明るいものだから、まだ夕方…とか思ってしまうんですね。でもこの明るさは観光には大助かりな訳で、結構時間を気にせず遊べますね。夜ご飯を食べて、一息ついて、おりしも夜の10時。「ちょっと散歩しようか?」なーんて、こんな時間にぶーらぶら散歩しちゃうんですね。あんまり明るいものだから、夜遊びしても帰り道が何だか怖くない。

 逆に夜景を楽しむには不向きですか…。11時ぐらいじゃないと真っ暗にならないから、「セーヌ川ディナークルーズ」とかいってもこんなに明るいし(夜8時出航…)。“ディナー”つってもな。

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 夏が明るくて楽しい分、秋のパリはやっぱり暗い。朝も8時過ぎないと明るくならない。ちょうどその次期に語学学校に通っていたことがあり、朝の登校がつらかった。まだ薄暗いんだもん。当然夜も早いわけで、秋だともう寒いから散歩にも気が乗らないのですね。私の散歩のパターンに多い、「公園のベンチでまったり…」っていうのが、凄く寒いんです。ぶるぶる。


 やっぱり初夏だなぁ…、行くなら。

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2008年3月25日 (火)

野菜は量り売りがいい

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 どうしても…どうしても食べ物の話になってしまう。タイトル変えようかなぁ。

 この写真はパリ7区、エコール・ミリテール駅の近くのアパルトマンに滞在したときのものですが、アパルトマンの1階が八百屋さんだったのですね。このアパルトマンがあった通りはRue Cler(クレール通り)といって、市場通りだったんです。この近辺には日本でも有名なお店がいくつかあって、エコール・ミリテール、大好きな界隈です♪ その八百屋を部屋の窓から激写。

 色鮮やかな縁台ですよね。ワクワクしてくるような。季節は確か6月頃。左下にトマト、ネクタリンみたいなものがありますね。その右側の赤いのはサクランボ、オレンジのはたぶんアプリコット、その右がブラックチェリー。黄色いのがそれらをすくうスコップです。他にはいちご、ホワイトアスパラガス、インゲン、マッシュルームなんかが見えていますね。

 フランスで野菜は量り売りが基本です。それはスーパーでも普通のマルシェでも一緒。だから値段の表示は“1キロ何ユーロ”となっています。これって、ひとり暮らしにはとってもありがたいシステムです。日本のように袋詰め、パック詰めになっていないから、その日必要な量だけを買えばよいということですもん。だから食べる野菜はいつも新鮮でいられる。日本にも導入して欲しいシステム。私の場合、なかなか八百屋さんで野菜を買わずに普段はスーパーで買うんですが、今夜の夕飯用にマッシュルームを3個だけ…とか、もやしをこれだけとか、トマトをこれだけ…とか買えるのが嬉しいです。そもそも単価の安いもやしとか(パリにもあるんですよ〜♪ もやし大好きっ子なので超嬉しい)、その晩必要なだけとかの量だと凄く安くなって、恥ずかしいぐらいなんですけどね。

 必要な量だけの野菜をビニール袋に詰め、そばに置いてあるはかりに乗せます。自分が買った野菜の絵が描いてあるボタンを押すと、その重さ分の値段が印字されたシールが出てくるので、それをビニールに貼り付けてレジに持っていけばよい。このスーパーの自分勝手度が私向き。普通のマルシェとか、やっぱり単位が大きいような気がする。対面で「にんじん1本」とか言いづらいじゃないですか。一度マルシェでほうれんそうを買おうとして店のオヤジに「どのぐらい?」と聞かれ、「Comme ça(これぐらい)」と手で量を示しました。あ、フランスのほうれん草といえば、株単位でなく、葉っぱが切り離されて売られています。結構泥だらけで洗うのが大変だけど大好きなのでよく食べるのです。で、その感覚が伝わらず、ビニールサックにてんこ盛り詰められて、食べきれず日持ちのしない葉っぱが最後には腐っていくという悲しい経験をしたことがあります。やっぱマルシェの買い物は私にはまだむずかしいのでありました。

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